「いつかは家が欲しい」と思い続けていた私が、とうとう家の購入を決意しました。
でも実は、その一歩を踏み出すまでに、かなり迷っていたんです。
- 子供ができる前に家を購入してよいのか
- 住宅ローンという大きな借金を背負って大丈夫?
- 自然災害の多い日本で、今家を買うリスクは?
- 賃貸の方が得なんじゃないか…?

こうした不安から、「買いたいけど、やっぱりやめておこう」を何度も繰り返していました。
そんな私の背中を押したのは、ある日かかってきた家賃更新の電話。
管理会社から値上げの打診があり、「値上げするなら、引っ越しも考えます」と強気に交渉して、その場は回避できましたが、次の更新はどうなるか分からない。
そのタイミングで、ようやく「家を買う」という選択を現実的に考え始めたのです。
そして実際に動いてみると、「戸建て」か「マンション」か、「新築」か「中古」か…など悩みに悩んだ末、私たちは「中古マンションを買う」という結論にたどり着きました。



今回は、中古マンション購入を決めるまでに私が悩んだこと・考えたことを、下記のポイントごとにまとめてお話していきます。
- 私が家の購入を決めた理由
- 戸建てとマンション、どちらが自分に合っていたか
- 新築マンションと中古マンションでどう迷ったか、どう決めたか
- 最終的に「中古マンション」に決めた理由とその背景
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家の購入を決めた理由
家購入のきっかけ
家賃更新の電話がきっかけで、ようやく本気で「買う」ことを考え始めました。



最近ニュースでも家賃の値上げの話ばかり。
このまま上がり続けたら…と思うと、正直不安になります。
さらに、外国人がどんどん日本のマンションを買ってるっていう話も聞いて、日本人の家賃がもっと上がるかもしれないと思ったら…
気づけばどんどんネガティブ思考に。
ネガティブな考えになるよりもまずは動こうと思い、ひたすら物件を探し始めました笑
物件を大量に見ることで、今の欲しいエリアの物件相場などもよく分かりました。
あとは旦那とよく話し、自分たちの希望が叶う物件を見つけたら家を買うことを決意!
- 希望エリアにあること(駅名は伏せますが、エリア軸は明確でした)
- 最低でも67㎡以上(将来4人家族になっても暮らせる広さ。強いて言うなら70平米超えが理想)
- 3LDK以上
- 中古なら築10年以内(強いこだわりというより、自分たちの感覚的なラインです)
- 自分たちで決めた予算内であること
- 私(嫁)の実家までの距離(ゆくゆくの子育ても見据えて)



現在、築29年のリノベ賃貸に住んでいますが、水回りが気になる部分もあったため、
「購入するなら10年以内の物件が安心かな」という気持ちは強くありました。
そして上記の条件で探していたら、なんと家賃更新料を払う直前に購入が決まり、引っ越せることに!



実は「焦って決めるつもりはなかった」のに、こんなにスムーズに進むとは思っていませんでした。
気になる物件を内見して比較!
購入に後悔しないように、次のような物件をしっかり見比べました。
- 新築マンション ×2
- 中古マンション ×2
- 戸建て(中古・新築)×2
中でも、新築マンションは第一候補。



希望エリアに新築ができるということで、正直ワクワクしていました。
- 有力候補:大手、希望エリア
- 一応話を聞きに:エリアに根付く会社、希望エリアから少し遠い
上記2つを聞いたのですが、エリア軸が強く、新築なら有力候補は①でした!
ただ、その①のマンションは、第5期販売だったので狙っているお部屋は全て埋まっておりました。
また、既に完成していたので床の色など何も選べずでした….
大手デベロッパーの新築マンションは、販売を複数のフェーズ(期)に分けて行うのが一般的です。
私たちが問い合わせたときはすでに「第5期」だったため、希望していた部屋はすでに完売…。
完成後だったため実際に内見もできたのですが、ベランダからの眺望がどうしても気になってしまい、ワクワク感が持てませんでした。



新築マンションは「今を逃すと次はいつ出るかわからない」という焦りもありましたが、それだけで決めるのは避けたかったので、気を取り直して中古マンションや戸建ての内見へ。
狙っている物件があった場合、同時期に比較しないと本当に欲しい物件を逃すことになるので、買うか買わないか悩んでいるときは、どんなに忙しくても他の候補も一気に見ることがおすすめ!
戸建てとマンション、どっちが自分たちに合っているのか
まず最初に迷ったのは、「戸建て」か「マンション」か。



私たちが思うそれぞれのメリット・デメリットをまとめました!
- 広い
- 駐車場・駐輪場も土地があれば無料
- 荷物が多くても余裕がある
- 階段があるので老後が不安
- 老後のセキュリティが不安
- リセールがマンションに比べて悪い
- 駅からマンションよりも遠くなる
- 希望のエリアだと注文マンションは値段でNG
- リセールが高い
- 駅から近い
- セキュリティが戸建てより安心
- 老後も階段が無いので住みやすい
- 狭い
- 4人以上はかなり厳しそう
- 趣味の部屋などはサイズ的に厳しそう
戸建てはやっぱり広くて、自由度が高いところが魅力。
土地があれば駐車場代もかかりませんし、子どもがのびのび過ごせそう。



ただ、私たちが希望していたエリアは、そもそも土地の価格が高すぎて手が届かない…
一方でマンションは、駅近の物件も多く、セキュリティや管理がしっかりしていて安心。
床暖房などの設備も整っていて、共働きや子育て中の家庭にはありがたい条件がそろっています。
ただ、マンションにも心配事はあります….
一番の心配は「広さ」。
3LDKを選んだけれど、将来子どもが2人になった場合に足りるのか?という不安はありますよね…



今はまだ子どもはいないし、たとえすぐ妊娠したとしても、自分の部屋が必要になるのは早くて小学校に上がる7〜8年後。
その頃までは収納など工夫して暮らせばなんとかなるし、15年後には子どもも巣立っているかもしれない。
など、マンション、戸建てどちらもメリット・デメリットもありますが、
- 資産性
- セキュリティ
- 老後もずっと住める
- 好きなエリアに予算内で購入できる
- デメリット部分も工夫次第でなんとかなりそう
などという理由からマンションを選びました!



資産性のあるエリアのマンションであれば、どうしても住み続けることは難しいと感じたときに売却するという選択肢もできるのが安心ですよね♪
マンションは新築?中古?
マンションの購入を決めた方が次に悩むのは、
- 中古にするか
- 新築にするか



どうせ買うなら新築がいいよね!
これは、多くの人が一度は思いますよね笑
真新しい内装、最新の設備、すべてが自分たちのものになるというワクワク感はやっぱり魅力的。



でも実際に調べていくと、新築にはデメリットも多いと気づきました。
- 当たり前だけど…すべてが新品!やっぱり気持ちいい
- 希望の床の色などオプションが選べる可能性がある
- 最新の設備やトレンドが反映されている
- 修繕費が当面かからない
- 住宅ローン控除が最大限受けられるケースも
- 価格が高い(=資産価値が下がりやすい)
- 完成前に契約しなければいけない場合がほとんど
- 気になる物件は抽選や「第○期販売」で希望の部屋が選べないことも
建った瞬間に資産価値が下がるケースもある場合や、希望するエリアにいつマンションが建つかもわからない。
完成までのタイムラグがあったり、内覧できないまま購入を決めなければいけないこともあります。



実際に完成したマンションは、イメージと全然違うというお話もよく聞くので不安ですよね泣
その点、新築を選ぶなら大手のほうが完成前イメージと完成後の乖離が少ないと聞くので大手が安心かなと偏見ですが思ってます…
その点、中古マンションはすでに完成しているので、現地で実際の広さや日当たり、周辺環境をしっかり確認できます。
修繕積立金の状況や住民の雰囲気もチェックできるし、管理状態を見て安心感があるかどうかも判断できます。
さらに、不動産会社の担当者さんによれば、昔の物件は建築資材が今よりも良質で、構造がしっかりしていることが多いそう。
築年数が経っているからこそ、構造や管理がしっかりしているかを確認して購入できるのは、むしろ安心材料になりました。
もちろん、内装は選べないし、前の住人の生活感が気になる人もいるかもしれません。



でも私はリフォームやプチDIYで「自分たちらしい空間」に整えていくのも楽しみのひとつだと思っています。
「今の私たちにとってちょうどいい選択」
こうして色々考えた結果、私たちは中古マンションという選択をしました。
- 希望エリアで、無理のない価格帯であること
- セキュリティや管理体制が安心できること
- 将来、売却や賃貸に出せる資産性が見込めること
この3つを満たしていたのが、今回選んだ物件でした。



たしかに、完璧な家ではないし、不安もゼロではありません。
でも、今の私たちの暮らし・家族計画・経済状況に合った、等身大の住まいを選べたという実感があります。
これからは、ズボラでも快適に過ごせる「片付けやすい家づくり」を目指して、収納や動線を工夫したり、「買ってよかったアイテム」「入居前にやってよかったこと」などもブログにまとめていく予定です。



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